WindowsなどのPCから接続可能な、Raspberry Pi 上に作成した共有フォルダを作成する手順です。
Raspberry Pi はSDカードで動作するのですが、SDカードは突然使えなくなったりします。
できるだけ、日ごろのバックアップはしておいたほうがいいです。
1. Raspberry Pi に Sambaをインストール
Raspberry Pi OSにSabmaをインストールします。以下のコマンドにて。(上の2つは最新に保ちましょうっていうおまじないです。定期的に実行しましょう。)
sudo apt-get -y update sudo apt-get -y upgrade sudo apt-get install samba
2. Sambaの設定ファイルを更新
設定ファイルを更新します。
なお、「vi」は何かと便利なので、使い方は覚えたほうが良いです。
sudo vi /etc/samba/smb.conf
変更内容の例は、以下を参考に。初期状態であれば追記です。
ゲストアカウントでのアクセスを許可(パスワードいらず)、書き込み可能な「/home/pi/Public」フォルダを共有して、ユーザー名は「pi」のような感じです。あまりセキュアではない設定例ですのでご注意を。
[Share] comment = Raspberry Pi path = /home/pi/Public guest ok = yes read only = no browsable = yes force user = pi
3. Sambaを再起動
設定完了したらSambaを再起動します。
sudo systemctl restart smbd
4. 接続確認
再起動できたら、Windowsマシンなどから覗いてみましょう。
ユーザーを聞かれたら「pi」、パスワードは空でOKです。
「Share」という共有フォルダでアクセスできます。