Raspberry Pi ドライブレコーダーの作成⑦ 電源ブチ切り問題対策

Raspberry Pi(nanoを除く)は、性能を抑えているとはいえ、PCやスマートフォンと同様です。

電源OFFからの起動に時間がかかれば、電源にするための段取りもあります。

この段取りなしに電源が落ちた場合、終了処理が正しく行われず、Micro SD カードが破損する可能性があります。

ドライブレコーダーとしては、エンジン(イグニッション)OFFで、シガーソケットの電源も「バンッ」と落ちるので、ちょっと都合がよくありません。

UPSキットのようなものもありますが(USB供給の電源が落ちたら、シャットダウンシーケンスを実行する)ような便利なものもあります。

ですが、ちょっと高価ですね…。


今回は、その対策として、マウントされたMicro SD カードのリードオンリー化で対応します。

 

手順としては案外簡単。

Raspbery Pi にSSH接続、

$suso raspi-config

にて「overlay File System」を探して(バージョンで違うっぽいので詳細は割愛)、「Enabled」にします。

ここで注意ですが、「Enaled」したままだと、システムの設定や保存したファイルの内容などは破棄されます。