物品購入

Raspberry Piを始めるにあたって、最低限必要なものをそろえていきます。

今回は、まず起動させるところまでに必要なものを買いそろえていきます。

開発機として使用することもあり、スペックはある程度良いものを選ぼうと思います

とはいっても、あまり選択肢はなく、「新しいモデル」を選べばよさそうです。

ということで、「Raspberry Pi4 Model B 4G」(Raspberry Pi 4 Model B、メモリが4GBのモデル)が良いかなと思います。

メモリが8GBのものもありますが、そこまでのスペックは求めなくてもよさそうです。

以前のモデル「Raspberry Pi3」なども販売していますが、価格もそれほど変わらないので却下。

また、端子などが少ない「Raspberry Pi Zero」などもありますが、これは性能を抑え、価格も抑えているので却下。

なお、一揃いセットになったものもいろいろ売っています。

よくわからない場合はこちらを購入したほうが無難そうです。

 


 

 

最近発売になったもので、キーボードと一体となっているものもあります。 日本国内向けはまだ発売しておらず、これは却下しました。

ちょっとだけ性能アップしているようです。

 

Raspberry Pi 本体

まずは本体を購入しました。 本当に本体のみです。ケースも電源も何もありません。部品がいろいろ付いた基盤が1つ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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・電源とケース

Raspberry Piには電源スイッチがありません。また、電源はUSB-Cから供給します。

何かと基盤むき出しでは不便なので、ケースとスイッチが付いた電源のセットを購入しました。

ケースは「Raspberry Pi4」に対応していると明記していればなんでもOKだと思います。

いろいろなデザインのものがあるようですので、お好みで選べばよいと思います。

ただし、「Raspberry Pi4」は発熱がそれなりにありますので、ファン付きのものをお勧めします。

後述しますが、このケース、透明でよいのですが、GPIO端子までの深さがあり、いろいろと抜き差ししたい自分にはちょっと不便でした。

後でGPIO端子を延長するものを買っています。


 

 

・マイクロSDカード

マイクロSDカードは大容量なものほど当然高価になりますが、その分読み書き速度が向上するようです。

自分が参考にしたサイトでは64GBをお勧めしていましたが、自分は32GBを予備も含めて2枚購入。

相性問題があるとの情報もありましたが、近所の家電量販店で売っていた「一番安いもの」で問題なく使用できています。 容量も32GBあれば現在は余裕がありますが、16GBではちょっと不安です。

ということで、最低、容量が32GB以上あれば、(保証は出来かねますが)なんでもいいのかもしれません。


 

※このマイクロSDカードを使用しているということではありません。

 初めからOSインストールされたマイクロSDカードもあります。


 

 

HDMIケーブル

Raspberry Pi側は「マイクロHDMI(Micro HDMI)」です。

「ミニHDMI(Mini HDMI)」ではありません。 ここはお間違えなく(自分は間違えた)

既にHDMIで接続できるモニターがある場合は、「マイクロHDMIと通常のHDMI」が接続できるケーブルがあればOKです。


 

 

なお、「HDMIケーブル(両方がHDMIのもの)」がある場合、100均(ダイソー)でHDMIをMicro HDMIに変換するコネクタも売っていますので、こちらで済ませることもできます。

我が家にはPC用のディスプレイがいくつかあるのですが、HDMI対応のものは子供のゲーム用にされてしまい、空いているのは古いディスプレイ。

空いているのはディスプレイ側が「VGA」のもののみ。 ということで、「Micro HDMIVGA」を変換できるものを購入しました。


 

なお、「Raspberry Piにリモートで接続して使用」する際、セットアップでディスプレイにつないでしまえば、以降はディスプレイは不要になります。

このセットアップがわからずにしばらくつないでいたのですが。

 

・その他

元々パソコンを持っている方であればすでに準備できているかと思いますが、以下のものが必要となります。

・マウス、キーボード

 USB接続できるものであればなんでもいいと思います。こだわりが無ければなんでもよいと思います。

・ディスプレイ

 出来ればHDMI接続できるもの。古いものでも変換ケーブルでどうにでもなります。 そもそもRaspberry Piは大画面で使用するようなものではないと思いますので、ディスプレイサイズは19インチもあれば十分です。

・セットアップ用のPC(Windows10)

 Raspberry Piのセットアップを行うために、Windows10のPCが必要です。 MacOSのPCでも可能とは思いますが、当ブログでは対象外とします。 もし、OSがインストール済みのマイクロSDカードを購入した場合は不要です。

・SDカードのリーダー・ライター

 セットアップ用のPCでは、マイクロSDカードにOSをインストールするというセットアップを行います。 ですので、マイクロSDカードに書き込むための手段が必要です。 ノートPCの場合はSDカードをさせる機種が多いので不要と思いますが、そのような手段がない場合は安いものでも問題なさそうなので購入しましょう。 マルチカードリーダー ライターが1つあると、アニカと重宝します。 我が家もいつ購入したかわからないくらいの古いものを使用していますが、いまだに現役です。


 

ということで、手元にあったものを利用すれば、1万5千円もあれば足りると思います。 センサーなどをいろいろ買い足すことになると思うので、初期投資は抑えておきたいです。