Raspberry Pi の CPU温度

高負荷なことをさせると、CPU(や、チップセットとか)が発熱します。 精密電気機器なので仕方がありません。 コマンドでそのCPU温度を知ることができますので、その紹介。

 

1.ターミナルの起動

画面の上に、「LXTerminal」を起動します。 Windowsでいう、「コマンドプロンプト」。

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2.コマンドの実行

「LXTerminal」に

vcgencmd measure_temp

と入力して「Enter」。 「temp=」の後に、摂氏でCPU温度が表示されています。 下の絵では「40.9度」。普通です。

WS000009.JPG

3.負荷をかけてみる

お手軽なのが、「Web Browser」で「Youtube」をフルスクリーンで視聴。(ニュース見ました。これから、どんな世の中になることやら) 適当な動画をフルスクリーンで視聴、CPU温度をコマンドで表示すると、あっという間に55度。

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室温が低い(家の外は氷点下…)なので、発熱は抑えられていますが、そうでなければもっと温度は上がります。 CPU温度が上がれば、熱による暴走を防ぐためにCPUは性能が抑えられます。 逆に言えば、CPU温度を上げなければ性能が発揮できます。 ということで、おすすめしたファンの出番です。

これについては次回。